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副幹事長人事「内閣と党がしっかり連携」 枝野幹事長(産経新聞)

【枝野幹事長会見】(3完)

【法人税引き下げ】

 --マニフェストで法人税の引き下げが盛り込まれるとのことだが、具体的な引き下げ幅は盛り込まれないと聞いているが、具体的な数字を示さないものがマニフェストといえるのか。昔ながらの選挙公約と変わらないのではないか

 「まず一点、具体的に今の項目についてマニフェストで最終的にどう書かれているのかということは、すみません、私自身正確に把握しておりません。基本的には政策は好きなだけにできるだけ政調会長にお任せしようと思っておりまして」

 「ただ、マニフェスト論なんですけれども、従来のような、かつてのような、抽象的になんかいい国つくりますとか、みんなで幸せになれる国作りますということでは、マニフェストという仕組みを作った意味がないということはご指摘の通りです」

 「一方で、あまり細かくガチガチにすべてのことをあらかじめ決められるのかといえば、特に経済などとも絡むところは、世界的な経済状況その他にも影響を受けて、想定通りいかないことがそもそも想定されている分野であります。ですから、どの程度の具体性を持つことが、国民のみなさんに、判断いただくのに、適切なものかということを含めてマニフェストをご評価いただくんだろうと思っておりまして、あえて申し上げれば、外交安全保障のような分野は、他国がありますから、マニフェストであまり具体的なことをお約束をしても相手との関係で実行できない。ですから、抽象的にならざるを得ない」

 「間違いなく、政権の意志さえあればすぐに実行できることについては、より詳細になる、具体的になる、ということだと。私は最初からマニフェスト選挙を進めてきた一人でございますが、そういうものだというふうに思っております」

【副幹事長の入れ替え】

 --副幹事長人事だが、首相補佐官が副幹を兼ねる意味合いは何なのか。前体制では高嶋良充氏は筆頭副幹事長を兼ねていたが、山根氏をあてることで解消することになるのか

 「1点目ですが、政調会長は国務大臣を兼ねるということと、それから副幹事長の1人が総理補佐官を兼ねるということで、内閣と党、官邸と幹事長のところがしっかりと連携をしながら仕事を進めていくということで、寺田さんには両方の立場を持ってもらって、その連携をしっかりとやってもらいたい、こういう思いでございます」

 「それから、後者についてですが、参院の幹事長というお立場自体が党の中において、一定の重い役割でございまして、党としてのいろんなことを決めていく進めていくにあたっては、党の役員と参院の役員と、というところが密接にやっていくということでございますので、あえて参院の幹部のみなさんが、党全体の役員の、何かの職を充て職的に持つということが、絶対必要だとは必ずしも思っておりません」

 「あえて申し上げれば、私の下の副幹事長、あるいは細野代理の下の筆頭副幹事長というのを高嶋さんにお願いをするのはちょっと失礼なところもあるということもございまして、ご本人ともご相談させていただいたうえで、こういう形で進めさせていただいいた。従来通り役員会には参院の幹事長という立場で、わが党の最高意思決定のところに入っていただいているというので、実体的には影響問題はないと思っております」

【論戦なき国会閉幕】

 --国民の多くは7月11日でも25日でも選挙の時期はどっちでももよかったと思っているのではないか。結果的に新しい首相が誕生し、こんなに早く選挙をやってしまうことについて、国民はもっと論戦してから投票したいという思いがあると思う。後々そういう不満が出てくると思うが、結果的にこれだけ早く選挙にもっていったことについてどう思うか

 「いずれにしても7月25日で現在の任期が切れるわけですので、そんなに大きな違い、憲法上の例外中の例外でそれ以上のばすことはできますが、基本的にはそんなに違いのある幅だとは思っておりません。しっかりと国民のみなさんの前で民主党が何を考え、他党のみなさんが何を考えているのかということについては今後、メディアのみなさんをはじめとして、いろんな場で、まさに選挙で何を訴えるのかということ、そのときに当然与党でありますから、与党はこれまでの実績ということについて、いろいろとご批判をいただいたりするのだと思います。そういう場合については、菅(直人)代表も、それから私自身も、ご要望があればできるだけ積極的に、そういった場をつくらせていただき出させていただいて、国民のみなさんの前に判断の材料を提供することについては、今まで以上に積極的にやっていきたいと思っております」

 「一方で、例えば、これは私どもの関知できる範囲内ではないんですけれども、事実上もう、いろんな印刷物を選管などが刷っていたりすると。これが2週間の違いで、たぶん全国的にみれば何億円を超える、何十億とかいうレベルになります。ということであるならば、まあこういったこともあるのかなと」

 「繰り返しますが、幹事長という立場の実務からすると、ほんといろんな選挙準備の日程に余裕がほしいということは関係のところにお願いはしてたんですが、いろんないきさつの中でこういうことになったということはやむをえないので、何とかそれに間に合わせるように選対委員長らと一緒に努力をしたいというふうに今焦っているところであります」

 --もっと国会での論戦すべきだったという思いはないのか

 「そういった意味では私どもは、予算委員会をなんとかそういった前提の中でも確保しようということでご提案をさせていただいたにもかかわらず、多分、国会対策的な駆け引きもあったんでしょうが、それをお断りになられたのは野党のみなさんでございますので、ここは大変残念だと思っております」

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